川原さんぽ紀行

川原散策が大好きで水面をずっと見ていられる水タイプの管理人による雑記。さんぽ界のブルーオーシャンを歩む。

東京で消耗したら庭園の散歩と森林浴で癒されよう。都心のDEEPな三庭園の魅力を紹介。

東京で働くみなさん、毎日満員電車と人混みで疲れませんか?ぼくはもちろんバッチリ消耗してます。

 

そんなとき、散歩と森林好きのぼくはフラフラと庭園に出かけて行きます。

 

でも庭園っていって有名なところはもうみなさん多分知ってますよね。それにあんまり有名なところは休日結構混んでるし、あるいは庭園好きな方は有名どころはもう行っちゃったとか…。

 

そんなときの行き先として小さな庭園は案外静かでゆったりリラックスできるものです。

加えて庭園内の森林は都会にいることを忘れさせてくれる場所。

森林浴という言葉もあるくらいで森林を歩くのはリラックス効果が高い!!はず。

 

ちなみにぼくは小学校6年のとき友達と「森林浴」に行きました。遊びに行ったんじゃないんです。「森林浴」行こうゼってみんなで計画して行ったのです。

 

なんてガキどもだ…。

 

森林浴の効果

森林浴の効果は科学的なものより精神的なものが大きいといわれてきた。科学的な効能としては樹木が発散するフィトンチッドと呼ばれる物質が作用しているとされる。

森林の空気は排気ガスなどが含まれる都市部の空気より体に優しい

樹木の香りが心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらす

枝葉のさわめきが1/fゆらぎを持っているので気持ちが安らぐ

日常と離れた場所にくることにより雑念を忘れられる(転地効果) 

森林浴 - Wikipedia (Wikipediaで勘弁してください)

 

ということで今日は散歩好きなぼくが早稲田〜茗荷谷近辺のゆったりできる小さくてDEEPな(?)庭園3つを紹介します。

 

ぜひリフレッシュに参考にしていただけたらと思います! 

ちなみに番号が増えるごとにDEEP度(管理人調べ)が上がります。

 

〜目次〜

 

1. 肥後細川庭園(新江戸川公園)

アクセス

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東京メトロ江戸川橋駅神田川の右岸を遊歩道沿いに10分程度。都電荒川線早稲田駅から2分程度。

 

神田川桜並木、江戸川公園、ホテル椿山荘、関口芭蕉庵などもあり、軽い散歩や観光でふらっと立ち寄るにはうってつけです。次に紹介する甘泉園公園も徒歩圏内ですよ。

 

休日に小庭園めぐりも可!

 

庭園風景と見所

では庭園の写真を…

… あれ?

118ND600 exec?

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ん…?UNIX実行ファイルってなに?

 

Terminalが出てきて何も中身が出てこないんですけど。

 

 だめだ、

 

フ   ォ   ル   ダ   が   壊   れ   た   !  !

 

どうやらリーダーの不調で接続と取り外しが勝手に繰り返されてしまったようです。雪景色とかもあったのになぁ。

 

自分の写真無いのどうなの?って感じですが、やっぱりおすすめしたいので、

ここは公式twitterアカウントの素敵な写真を使わせていただきます。定期的にツイートされているようなので見頃の花など旬な情報は公式アカウント見るべし、です!

 

 

 

この庭園はとても手入れが行き届いていて四季それぞれで素敵な色合いを見せてくれます。斜面を利用して作られているのでおそらく天然の湧き水のせせらぎがあり、小川の流れはとても癒されます。

 

庭園と池の景観もとてもいい。そして花の種類もとても多く、手入れも素晴らしいので四季折々の景色を楽しむことができます。

 

庭園を回った後は細川家の跡地の永青文庫に向けて丘を昇がいいと思います。こちらに繋がる道は木々に覆われてまさに森林浴にぴったり。

 

抹茶と和菓子はいかが?

 散歩に疲れたあなたへ朗報です。

庭園を一望できるお座敷で休憩しましょう。

 

ここの見所はもちろん庭園の景色ですが、それだけでなく休憩所がある松聲閣も大変おすすめ。ここの休憩所ではお抹茶と加勢以多という熊本の和菓子を500円で注文できます。

 

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どうです?素敵じゃないですか?

しかも4月21日から冷たいお茶のセットも仲間入りしたそうです!

 

 

ぼくは抹茶と和菓子が好きで抹茶が飲める和風スポットも好きですが、 そういう場所ってあんまり多くないですし、結構混んでたりお高いところが多いですよね。

 

 そんなわけでここは入りやすくて値段も良心的なので大変おすすめな抹茶スポット!

 

熊本のお菓子、「加勢以多」も美味しかったです!

 

www.kobai.jp

 

まずは肥後細川庭園の紹介でした。

庭園散策、永青文庫への森林散策、そして抹茶休憩、いずれもおすすめです。

(写真はまた撮ったら追加しますね。)

 

ちなみに4月末は赤いツツジと新緑のモミジが綺麗みたいですよ。ゴールデンウィークも楽しみですね。

 

 

【補足】桜に続き今年ツツジ咲くの早いですよね。

ツツジ万葉集においても歌が詠まれるほど日本でも古くから栽培され、親しまれてきました。

通常、ツツジの花は4月中旬から咲き始め、GWの頃に見頃を迎えます。

しかし今年は4月に入るやいなや咲きはじめたという声が。

実際のところはどうなのか、調査してみました。

埼玉では観測史上最も早い開花 

暖かさがツツジの開花を最大2週間早めている? - ウェザーニュース

 

 2. 甘泉園(かんせんえん)

アクセス 

東京メトロ東西線早稲田駅から神田川の方へ徒歩12分程度。都電荒川線早稲田駅、または面影橋駅(面影橋ってとてもいい響きだと思いません?)から6分程度。

 

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今回は都電荒川線面影橋側から行きますよ。路面電車って街に溶け込んでいるのがいいですよね〜。

庭園風景と見所

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さぁ、入り口に着きました。

 

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シブい門があります。たまらん。

ちなみに右のスペースは公園でキッズが元気よく遊んでました。

夕方なので写真が若干暗いですが子供たちが多くて案外にぎやかな感じです。

 

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 開園時間は

3月〜10月:AM7:00〜PM7:00

11月〜2月:AM7:00〜PM5:00

(撮影時は4月中旬)

 

案内の札があるのでポケモンっぽく順番に見ていきます。

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園内地図

庭園内トイレあり

 

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甘泉園という名は、園内に湧き水があり、清冽で常時涸れず、また、茶に適したところから起こったものであり、その由来を書きしるした石碑が、

園の南東に当たる水稲荷神社の社務所脇に現存している。

(以下略)

 

 ここの園内には常時涸れない湧き水があるそうです。しかも茶の湯に適していたとのこと。

 

案外都心にも湧き水は豊富みたいなんですよね。

庭園と湧き水はセットであることが多いからこの辺は興味深いところです。

 

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早速門をくぐって中に入っていきます。

 

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お、いい感じですね〜〜。

入り口のモミジだけ赤いのはなんででしょう?

他を爽やかな緑!!早くも初夏の景色になってます。目に優しそう。

 

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池の周りの道は整っていて歩きやすいですね。

 

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 池の景色。とても風情があります。

池にはコイとオタマジャクシ!!(子供たちがオタマジャクシと戯れてました、両生類が苦手な人は避けましょう。。)

 

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 丘を登ると休憩所もあります。

ここで一休みしてお昼やおやつもいいですね。

 

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暗くなってきたので今日はここまで!

庭園自体は小さいので10分そこらで回れちゃいますが、丘を登ったり、景色をゆっくり楽しんで、ついでにベンチ休憩したりすれば1時間くらい普通に過ごせそうです。

 

ここの庭園はこじんまりとしてますが池の周りの道は舗装されていて歩きやすい感じでした。

 

肥後細川庭園よりこじんまり系で花の種類も少ない感じですが、より身近に緑を感じられる庭園だと思います。

 

こちらもおすすめとなっております。

 

3. 占春園(せんしゅんえん)

 ・アクセス

東京メトロ丸ノ内線から徒歩6分程度。灰色の線で書かれている道は現在(2018/4)工事中のため恐らく通れませんのでご注意ください。 

公開時間

4月〜9月  :AM8:00〜PM7:00

10月〜3月:AM8:00〜PM5:00

なお、個人的には真夏は蚊が多くなりそうなのでオススメしません!もし行くならば虫除けスプレーを使いましょう!

 

途中にオブジェと水車小屋も

駅を出て茗荷谷駅前交番のある交差点を右に曲がって進むと窪町東公園があります。

 

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通りに沿ったこの公園も中々面白いです。

 

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かなり高尚なアートが多く並びますが、遊具なのでお子様たちが乗っかって遊んでます。

 

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水の流れと水車小屋があり風情のある公園です。ここもいい感じ。

 

庭園風景と見所

そしてここから庭園に入っていきます。

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何やら怪しい世界に続いている雰囲気。

 

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立て札より引用します。

占春園

 この辺りは、幕末までの200年ほどの間、徳川光圀の弟を藩祖とする陸奥守山藩松平家の上、中屋敷の地であった。占春園は、この屋敷内に開かれた庭園の名残である。「林には鳥、池には魚、緑の竹と赤い楓、秋のつき、冬の雪」と、四季それぞれの庭の美しさでその名が知られ、当時の江戸三名園の一つに数えられていた。

 明治36年1903年)、東京高等師範学校(戦後の東京教育大学筑波大学に改組)が、湯島からこの地に移り、占春園は、校地の一部になった。現在は、筑波大学附属小学校の自然観察園として、同校が管理し、区民にも公開されている。

 ひっそりと佇む庭園ですが、実は江戸三名園のひとつだったんですね。いまは筑波大学附属小学校によって管理され、自然観察に使われているようです。

 

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なんかワクワクしてきますね。

 

ぼくが行ったのは3月の下旬ごろ、桜の季節でついつい桜に目がいってしまいがちですが、綺麗な花はたくさんありました。

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雑草??だけど白くてかわいいニラハナ。

 

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千重咲きが美しい乙女椿(たぶん)。

 

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緑の中に黄色が映える。たぶん山吹です。

 

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庭園内の池。コイもいます。

これが都心の景色なのか…。というようなちょっとした異界感がたまらんです。

 

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 嘉納治五郎先生像

嘉納 治五郎(かのう じごろう、1860年12月10日(万延元年10月28日) - 1938年(昭和13年)5月4日)は、日本の柔道家、教育者である。兵庫県平民[1]。

講道館柔道の創始者であり柔道・スポーツ・教育分野の発展や日本のオリンピック初参加に尽力するなど、明治から昭和にかけて日本に於けるスポーツの道を開いた。「柔道の父」と呼ばれ、また「日本の体育の父」とも呼ばれる。 

嘉納治五郎 - Wikipedia

 

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 園内にはいくつかベンチもありますが、見てわかる通り全く綺麗ではありません。ベンチで軽くお昼ごはん、とかなら何か敷くものがあるといいでしょう。

 

 

ここは静かさナンバーワンで都心の異界感ナンバーワンだと思います。

木々の中でゆったりしたいときはぜひおすすめ。

蚊には気をつけましょう。あとおそらく雨の後はぬかるみそうなので避けたほうが無難かも。

 

おすすめ三庭園まとめ

散歩と森林浴で癒される都心の小さな三庭園のご紹介でした。

庭園の雰囲気、場所、気分に合わせて散歩のときのご参考になればうれしいです!

 

他にもいい場所見つけたら随時更新していきたいと思います!

ではでは!楽しい散歩ライフを!

 

 

 

--神楽坂の町歩きで一息つきたいとき用 

sustainabilityrvl.hatenablog.com

 

--散歩つながりで、初夏の千鳥ヶ淵の散歩はこんな感じ

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